<牛王宝印の版木>
西条市郷土博物館に
千町の妙華山誓願寺の
大きな「牛王宝印」の版木がありました。
誓願寺の牛王宝印版木
画用紙よりやや大きめでしょうか。
これは神戸(カンベ)の安知生(アンジュウ)にある
万頃寺が市に寄贈したものです。
なぜ誓願寺にあるものが万頃寺にあったのでしょうか。
この経緯を調べてみたいと思います。
まず江戸時代の古文書の万頃寺のところを見てみると、
「千町山に妙華山誓願寺という寺ありしが、
住僧・観明という者の代に、
それを廃し、当村に一寺を興し、万頃と改める。
山号は千町にてのままを用う。
この興廃の時代、記録無ければ分り難し。
誓願寺の檀家70余は、
皆当寺に属するなり」とあります。
これで誓願寺の大きな「牛王宝印」の版木が
万頃寺にあったことが分りましたが、
誓願寺の檀家70余は、
すんなりと万頃寺に移ったのでしょうか。
千町には
「昔、誓願寺と万頃寺が大喧嘩した」
という話が伝わっております。
次はその経緯を調べてみたいと思います。


