伊予の西条歴史散策
ふるさと伊予西条の隅々まで歴史や文化の足跡を辿っています。


└大保木の案内板

極楽寺の本堂/大保木の案内板4



極楽寺の本堂


この本堂は
平安時代(794〜1192)の
建築様式で建立されております。


白鳳時代(672〜685)の
建築文化が、この時代に
日本固有の表現に移り変わった時代で、
宇治の平等院などが代表的な建物と言えます。


つまり、
堂内のが土間から板張りの床に移行したり、
屋根のが藁葺きとか桧皮葺きにと
日本古来からの建築用材である植物が主体となって、
その建築美を醸し出している
わけです。


おだやかな屋根の流れ、
躍動的な棟のラインともども、
その構造体の質実剛健な構えや優雅な軒に
ひらかな」をあみだした
平安人のを見ることができます。


(蛇足)

平安時代の建築は、
遣唐使が廃止され、大陸からの影響がなくなり、
日本固有の建築(和様)となりました。


すなわち、
奈良時代(710〜794)の
重厚な建築(唐様)に比べて、
平安時代(794〜1192)は、
やわらかな、優美な、繊細な建築様式
となったのです。