伊予の西条歴史散策
ふるさと伊予西条の隅々まで歴史や文化の足跡を辿っています。


└福武の案内板

天皇という地名/福武の案内板13



天皇という地名



福武天皇という地名があります。


戦時中、天皇の人が軍隊に入隊したとき、

手紙が来て、住所に天皇の文字があったので、

憲兵隊に咎められ連行されましたが、

実際に天皇という地名があったので

釈放されたということがあったそうです。


めずらしい「天皇」という地名の由来は、

ここに「祟徳上皇行宮(アングウ)跡」というところがあります。


祟徳上皇は、保元元年(1156)の

保元の乱」で敗れて讃岐に流され、

都遠くさびしい所で、おいたわしい御生涯を終えられました。


長寛2年(1164)お年46歳で御逝去され、

香川県坂出市五色台の白峰陵に御祀りしてあります。


この上皇が讃岐に遷幸の時、

ひそかに伊予に臨幸されました。


その御舟が西条沖から天皇川をさかのぼられ、

ここに上陸され、行宮をつくられて

伊曾乃神社に17日間日参されました。


地元の人々は、

この行宮跡に社を建てて天皇社と称しました。


これが地名の始まりと云われています。